夏の反省 大総括編


夏休みの振り返り最終回にします。

前回まで3度にわたって、夏期講習の振り返りを中心にまとめていきました。
今回は、講座のこと以外をまとめて書いていこうと思います。
もう冬休みの講座も確定したので、そろそろ冬休みの計画を立てつつ記事にしたいのでどんなに書きたいことが増えてもこの記事に収めます。

夏期講習の反省

 もう何度目かわかりませんが、夏期講習は取りすぎました。自分の可能性を過信しすぎたのかもしれませんが、予習・復習でいっぱいいっぱい消化不良だと感じました。こんなことを浪人生になってやらなくて良かったと思います。(浪人前提なんかではありませんよ?? 笑)
 もちろん受けて良かった講座もあります。けど、必要ない講座も多くあったことは事実です。講座の振り返りでは★5個でレーティングしましたが、★4〜★5の講座以外はまず受ける必要がなかったように感じます。(これはあくまで夏休みの自分にとってのことです。)
 申し込みを5月にするということで、7・8月の自分がどのようになってるかはわかんないです。ましてや予備校入ったばかりで、たくさんの先生の授業を受けたい衝動に駆られます。5月の末に抽選受付がありますが、夏期講習が開講するまで、常に現状を確認し、必要に応じて講座の見直しをする必要があるでしょう。
 ちなみに講座の追加取り消し変更は無料です。講座を減らすとなると激しい引き止めに遭いますが、心を鬼にしてキッパリ断りましょう。
 あと、テキストはヤフオクにたくさん安価で落ちてるので、テキストが欲しいがために2万円払って講座を受けるのは止したほうがいいでしょうね...

日常生活の反省

 7月に勢いをつけて頑張りすぎたせいで、スタミナが8月後半まで続かなかったように思います。


 しかし、怠け癖のある僕にしては頑張ったかなとも思います。夏休みなのに、早起きして学校に普段行くよりも30分以上前の電車に乗って御茶ノ水に向かいました。とは言っても駿台が開くのは8:20とかなり遅いので、御茶ノ水にあるスタバ2号店で一番安いコーヒーを買ってキリがいいところまでそこで勉強していました。(大体は一限があるときは授業が始まるまでスタバにいました)
 また、駿台が閉まるPM9時くらいまで勉強することが多かったです。去年の僕は一年合わせても24時間勉強したかどうかも微妙なくらいなので不思議で仕方ないです。
 行きに、少し早めの電車に乗ることで、通勤ラッシュのピークになる前に御茶ノ水につくことができて体力的にもかなり楽でした。とは言っても、学校が始まった今はギリギリの生活にもどっています。予備校と高校で何が違うのでしょうか...
 
2学期・冬休みにどう繋げるか

 2学期も折り返しなので、主に冬休みにかけての話になりますが、どんなに遅くなっても夏の講習の復習はしておきたいです。やはり参考書独学とは内容の質も異なりますし、志望校別の講座などでは目標も明確にしやすいものです。授業を受けているときよりも復習をするときのほうがはるかに大事だとも言います。
 冬休みは講座を取りすぎないのはもちろん、センター対策が本格化してくると思うのでそれらに十分な時間を取れるようにしなければならないと考えています。朝早起きするのが辛い季節ですが、時間確保のためにも早寝?早起きはしようと思います。
冬休みの講座なども確定したので近いうちに報告しようと思います。

終わりに

失敗談や言いたくないことも匿名をいいことにたくさん書いています。もし、この記事を読んでいる未来の受験生がいるとしたら、参考にしてくれれば良いと思います。
これでなんとかコンパクトに夏休みの振り返りを済ませました。
次回はいまの時点での受験計画、そして冬休みのことと記事を繋いでいきたいと思います。どうせ誰も読んでないとも思いますが、気にして見ている人がいるのであれば期待しててください。期待しているのがGoogleのロボットだけではないことを祈ります。
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高3の夏休み、振り返り3 講習後半


夏の振り返り第三弾です

長い文章を書くだけの能力がないので、駿台、夏の講習の振り返りを細切れに出していますが、他にも書きたいことはたくさんあるので、そろそろ講座ネタは終わらせたいです。とはいえ、中途半端なのはみっともないので一応全部書こうと思います。
この前までで、
<<<第一弾>>>
  1. 社会経済史 福井師
  2. 長文読解問題解体講座 太師
  3. 日本文化史 近世・近現代 福井師
  1. 漢文速解即答術 宮下師
  2. 東大日本史 福井師
  3. 東大文系数学 雲孝夫師
まで振り返りました。

★★★☆☆
 関谷師のオリジナル講座で、比較的人気のものです。周囲を見回してみると、東大理科志望の人が多くいたように感じました。僕は現役生なので詳しいことは分かりかねますが、関谷師は3号館で東大理系のみ担当していることが関係してるのかもしれませんが、それよりも極めて論理的に読んでいくやり方が理系の人には特にあっているのかもしれません。
 この講座は古文の問題を解くというよりは、古文を論理的に読んでいくという形の授業です。普段の学校生活では習わないような概念なども多く出てきますが、それを一つひとつ解説してくださるので、困ることはありません。基本的に文法的な解説は関谷師の著書『古文解釈の方法』に沿っているので、あらかじめ『古文解釈の方法』を読みながら予習しておくべきだったと後悔しています。
 この講義に限らず関谷師の受けるときは『古文解釈の方法 』を読んでおいた方が良いと思います。
 ではなぜ★3なのか......
古文が極めて苦手な僕にはかなり挑戦的な講座でした。もう少し古文ができるようになってから受けたらもう少し吸収が良かったと思います。とはいえ、かなり古文が改善されたのもまた事実なので、苦手な人のみならず得意な人も受けたら得るものが多いと思います。

★★★★☆
 岡井師のオリジナル講座で、そこそこ人気のあるものだと思います。この講座では、現代文上達の基本は正しく論理的に文章を読むことだという事で、ほとんど問題は解かずに授業内で小テストのような形で文章を要約していきます。文章は一筋縄では行かないものばかりで、今までいかに感覚に頼って文章を読んでいたかを気づかされました。この講座ではテクニックのようなものを教えてもらえるとか、簡単に文章を読めるようになるとかそのようなことは期待できませんが、正しく文章を読むということに関してはかなり良い授業だとおもいます。正しい読み方を身につけて、その上で模試などの問題を解くと難しい文章でも苦労しないといったところでしょうか?

 また、彼の作ったテキストには現代文に取り組む上で注意しなければならないことなどをまとめてあります。(授業中にはほとんど使いません) また、現代文の問題と解説もしっかり付いているので、夏が終わってから冬休みまでの現代文学習の指針も立てることができそうです。

★★★★☆
 東大対策系の地理の講座です。僕は井上宏昭師の地理を取りました。僕は中1以来学校で地理の授業を受けていなくて、もっと基礎的な授業を受けようとも思いましたが、比較的地理に苦手意識を感じていないので東大地理にしました。極めてクセの無い授業で、普段地理の授業を受けていない身としてはとても良い授業でした。けど、こんな僕だから満足ですけど、普段地理の授業を受けているような人にとっては物足りないのかもしれません。(その辺は普段どんなことを授業でするのかわから無いのでなんとも言えませんが......)

 最終日は東大系の講義なのでテスト演習でした。とはいえそんなに難しく無いので過去問や実戦模試の類ではなさそうです。東大日本史にも言えますが、授業用のオリジナル問題である可能性が高いです。日本史の演習テストには2013年と書いてあったので、このテストは毎年使いまわしだろうと思います。浪人しても2回目は無いですねww
 
 地理が苦手だったり、普段そんなにやって無い人はこの講座を取ると良いのかもしれません。


★★★★☆
 4日間授業を取るのはハードルが高かった雲幸一郎師の授業はこの2日間の講座で 取りました。一日目に第1回東大実戦模試の解説で、二日目に演習テストを解いて解説という流れでした。一日目のテスト解説の時にはかなりdisられました。3号館の答案は浪人生のも現役生のも、かなり入念に粗探しをしているように感じました。まあ、これもみんながつまずいた所を知ろうとしてくれてるという点では良いですね。(けどあの過激なdisりは初めてだったので結構感動しました。)

二日目の演習テストは東大文系数学のものよりも難し目に感じました。数学が得意な人は4日間の東大文系数学は受けずに、この2日間の実戦・東大文系数学を受けるのでも良いのかもしれません。時間も節約できますし...
個人的には雲幸一郎師より孝夫師の方が好みでしたが、彼の別解なども目をみはるものがありました。受けてよかったと思います。


★★★★☆
 これも2日間の講座です。斎藤師でした。この授業も模試の解説に終始するのかと思いきや、2日間で東大英語の全大問に触れる良質なものでした。当日、東大実戦模試の全問題+αが掲載されたテキストが配布され(復習にも使えます。)、模試の解説も行いますが、模試の解説を行った後は、その場で類題を解き解説もありました。
 リスニングも新しい問題に取り組むことができ、この夏、東大英語は受けなかったので、この2日間の講座で取り返せたような気がします。

 斎藤師は比較的オーソドックスな授業を展開する先生です。それ故、誰からも評価されるよな講師なのかなという気がしました。しかし、お茶の水の現役は持っていないようです。僕はかのコバトシについていきます。





講座の振り返りは終わり

結構時間かかりましたが、講座はこれで全てです。
総括やそれ以外の夏休みのこともいずれ書きます。(忘れないうちに...)
もう冬休みの講座も確定しました。怖いです...
気がついたら1月とかありそうな気がしてきました。
それでは...
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高3の夏休み、振り返り② 夏期講習


夏の振り返り第二弾です

取りすぎた夏の講習を振り返っています。
駿台の夏期講習以外の振り返り(日常生活とか)もしたいと思っていますが、それはいつになるのやら...
勉強の合間を縫って文章を書いてるので気長に気長に...(どうせ誰も見てないだろう。)

前回は駿台の夏期講習の 振り返り1/3くらいをしました。

-日本史 社会経済史 福井師
-英語 長文読解問題解体講座 太師
-日本史 日本文化史 近世・近現代 福井師

<<<高3の夏休み、振り返り①

今日はその続きからです。この記事で7月分は終わらせたい。

★★★★★
 宮下師によるオリジナル講座です。彼は数年前まで代々木ゼミナールの講師だった方で今は駿台で講師をしています。この講座は、今まで僕が受けてきた予備校の講義の中でも特に上質であったと思います。彼の漢文の読み方は、句形でガシガシ読んでいくスタイルではなく、時々中国語の文法用語のようなもの??も出てきます。しかし、漢文がとても嫌いでセンター試験型の模試ではいつも0点や1ケタを連発していた僕でもわかったので、並みの学力を有していればまず大丈夫だとうと思います。今後も、このスタイルで漢文を読んでいくのは難しいと思いますが、数百ページに及ぶ、文法・単語・背景知識等を網羅した解説ページがあり、また授業で取り組むものとは別に自習課題が10題以上あるのでこのテキストだけで、入試の漢文は問題ないと思います。ちなみにこの自習課題には親切すぎるくらいの(市販でもここまで詳しいのはないのではないかと思います)解説が付いていますので問題集としてもかなりの完成度だと思います。
 授業で取り扱う問題は、私大〜センター〜東大までの10題程度で、ジャンルも様々あり(自習課題も同じようなレベル・構成)これらについても、自習課題と同程度の解説が付いています。なので復習も含めると20題以上の漢文の入試問題に取り組むことができるということになります。まだ、自習課題も含めて全ての復習が終わったわけではありませんが、夏前までは常に0〜1ケタだったセンター漢文の点数も、秋に入ってすぐのマーク模試では満点でした。文句なしの★5です。
 
★★★★☆
 福井師の日本史連続12日ツアーの最終章は、この東大日本史でした。東大日本史はどうしても受けたかったのですが、お茶の水の日程にはどうしても入れられなかったので、駿台横浜校まで受けに行きました。朝に漢文の授業を受けた後、京浜急行で横浜に移動したあと授業を受けるという大移動スケジュールでした。はじめは大変かなとも思いましたが僕は比較的、乗り物に乗ったり遠くに行ったりすることが好きなので、電車に乗れるだけで幸せでした。
 授業は彼の論述系の授業の基本的なスタイルそのものでした。というのは、①問題文・参考文を読み合わせる→②自分の書いた答案と他の生徒のものとを交換する→③解答の論点を抑える→④交換した答案を採点する→⑤採点した答案をもとに生徒同士で議論をする、という感じです。夏期講習は浪人生と現役生が同じ授業を受けるので、浪人生になめられたらマズイと思い、結構本気で予習をしました。議論を重ね、たくさん話すので、少し怖い印象だった浪人生とも仲良くなったと思います。4日間でおおよそ30題 の東大型問題を解くので、復習も含めるとかなりの演習量になると思います。
 
★★★★☆
 東大文系数学は多くの先生が担当していますが、僕は雲孝夫師のものをとることにしました。彼はあまり駿台ではネームバリューのある方ではないのかもしれませんが、かなり良質な授業だったと思います。彼のお兄さんはかの雲幸一郎師ですが、最初から彼の授業を受けるのはすこしハードルが高いように感じたので弟さんの方の授業にしました。この授業はかなりの爆速で授業が進むので、必死に喰らいついて行きました。(数学は苦手です。)しかし、別解が3個も4個も出てくる授業は、単純に楽しいと感じられるものでした。問題のレベルはそんなに低いものではないと思いますが、しっかり予習をして臨めば、相当自分の身になると思います。
 
まだ続く...

全然まだ7月分です。8月はそんなに授業を取りませんでしたが...
とりあえず3つづつ振り返っていき、そのあとは、日常生活についても振り返りたいと思います。
もう10月ですね...

>>>高3の夏休み、振り返り③
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高3の夏休み、振り返り①


夏休みが終わって早くも1ヶ月たち、センター試験まで、まもなく100日を切ります。高3の夏休みをどのように過ごしたかを振り返って、2学期のあいだ、そして冬休みにどう繋げていくのかを考えてみたいと思います。

かなりの内容になりそうなので、数回に分けて載せたいと思います。


駿台の夏期講習

正直に言って、夏期講習を取りすぎたような気がします。取ってよかった授業もあれば、ビミョーだったもの、レベルが高かったものもあれば低かったものもあり、受けてみないとわからなかったこともありました。今後の人のために、僕の個人的な感想を並べていきたいと思います。あくまで個人の感想ですので、参考まで...


 
★★★★☆
福井紳一師が担当している講座です。オリジナルなのかはわからないですけど、福井師だけが担当しています。生の授業を受けることができる校舎は、お茶の水校や横浜校など限られていますが、映像授業にもなっているので、同じテキストで日本全国どこの校舎でも受けることができます。


 映像授業の方は受けていないので、詳しいことはわかりませんが、Wikipediaにも書いてあるとおり、彼はサービス精神旺盛な先生なので、僕の受けた授業は毎日たっぷり延長があり最終日は2時間延びました。延長分が映像だとないので、もしかしたらどこかを端折ってるのかもしれませんね......
 社会経済史は、古代の農民負担から金本位制、プラザ合意に至るまで単純な暗記では対応できない高度な理解が求められる分野です。少し知識が入っていなかったところもありましたが、それよりも分かった気になっていて実際はよくわかっていなかったところが発見できたことが大きいと思っています。
 授業は普段の通り、師が口述したことを、ひたすらテキストに書き込んでいくスタイルです。延長もありハードでしたが、社会経済史に対する自信は確実についたと思っています。



★★☆☆☆
 駿台や河合塾、東進ハイスクールに出講している太庸吉師のオリジナル講座です。ミクロの視点とマクロの視点の両方で英文を読む、という彼のオリジナルのスタイルを教わることができます。情報構造から英文を読み解くということを授業で学べるのは斬新でよかったと思います。
 しかし、比較的僕は情報構造から英文を読んでいる人間だったので、今回あえてこの授業を受ける必要があったかというと微妙なところです。そこで★2としました。しかし、普段の授業でこのような読み方をしているものはほとんどないと思うので、英文をじっくり解釈して読む人にはプラスαの視点を得ることができてぴったりの講座だと思います。
冬休みにも似たような講座があるそうです。僕は受けませんが...


★★★☆☆
 この講座も同じく福井師のものです。僕は文化史ノータッチで学習の指針すらたってなかったので、信頼の福井師の授業を受けることにしました。
 The 駿台といったような、大学受験にとらわれない本当の日本文化を学ぶことができたと思います。しかし大学受験にとらわれないということは大学受験への対応は...ってところで、僕は大満足でしたが★3ということです。
 本当に受験のことだけ考慮するのならば、悪名高き須藤師あたりが妥当だと思いますが、楽しんで授業を受けたいとか社会主義思想やアナキズムを詳しく知りたいとかそうゆう人は進んでこの授業を取るといいと思います。師は芸術にも詳しいのでその辺に興味がある人も是非どうぞw 大学受験には出なくても恋人とのデートで自慢できるかもしれない。この授業は比較的余裕のある夏だからこそ許される授業なのだと思います。冬にもあるっぽいけど冬は止めたほうがいいと思う、うん。大学受験勉強を超えた、頻出だとかそうゆうのは関係なしに日本の近代文化、近代思想を覗ける4日間でした。

続きは②で...

思ったより量が多くなりました。
改めて、僕は講座を取りすぎました。その中でもよかった講座と微妙な講座があったと思うので、未来の受験生のためにいろいろ個人的な感想を載せておきます。
まだまだ1/3くらい...w
乞うご期待。

>>>高3の夏休み、振り返り②

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